書籍の内容
「一章ごとに崇高が炸裂する」―フランス革命後の変動する社会のなかで、成長する 新聞メディアから同時代の政治と社会の生態を貪欲に吸収し、恋愛心理と交錯させつ つ生み出された、『赤と黒』や『パルムの僧院』など近代ロマネスクの世界。その形 成原理を創造の現場から探る。
書籍の目次
目次:
第Ⅰ部 近代ロマネスクの形成
第1章 近代ロマネスクと「特異性」
第2章 スタンダールにおける近代ロマネスクの形成
第3章 叙事詩的冒険から近代ロマネスクへ
第4章 未完のロマネスク
第Ⅱ部 新聞を読むスタンダール
第5章 新聞を読むスタンダール(1)
第6章 新聞を読むスタンダール(2)
第7章 『赤と黒』と「密書」事件
第8章 『リュシアン・ルーヴェン』と軍隊
第9章 『パルムの僧院』のフランス語材源
第10章 『パルムの僧院』と牢獄
第11章 マチルドとメッテルニヒ
第12章 『ラミエル』の同時代材源
第Ⅲ部 スタンダールと日本
第13章 明治文学におけるスタンダール
第14章 大正文学におけるスタンダール
第15章 谷崎潤一郎と昭和のスタンダール
第16章 大岡昇平とスタンダール
第17章 三島由紀夫とスタンダール


